ディエンビエンフー
- 作者: 西島大介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/30
- メディア: コミック
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1965年ベトナム、僕は死んだ。走馬灯なんて嘘だ。だってーー西島大介さんの本を読むのは初めてかな?雑誌では読んだ事あるけど。
彼女の顔しか出てこない。
日曜日にベトナム戦争の事がなぜだか気になって、この本を買った。
月曜日にwikipediaで戦争の事を読んでて、それからふと、心斎橋のニュースを検索すると…
ベトさん(ベトちゃんドクちゃんの。)が来てて、枯葉剤被害者の支援を訴えてるらしい。ってことでビックリした。
そういえば以前ベトナム戦争の劇を見たときも、こんなシンクロがあったなあ…
可愛い絵にだまされちゃいけない。
この作品は、戦争の何とも言えない感じを繊細かつ大味に描いてると思う。
写真とかだと、映像の表面的なショックが大きすぎて、深く考えられなくなるというか、目をそらしたくなる時も有るんだけど…
こういうシンプルな絵で描かれることによって、読み手は逆に、心に染み入る余裕を持って読める気がする。
「げぇっ!」ってならずに、しんみりしたり、楽しんだりできるんだよね。