読んだもの 予想どおりに不合理
予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
- 作者: ダンアリエリー,Dan Ariely,熊谷淳子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あなたが無駄遣いするのは前もってわかっている!第8章「扉をあけておく」。最善と思える選択肢を持っていても、他の選択肢も残しておきたくなるという心理。
他の選択肢を残す事じたいにコストがかかる。1つに集中した方がよいと分かってても、なかなかできない。
これはなかなか怖い原理だなー。自分も大いなる無駄なコストをかけてそう。
ただ、そういう行動原理が市場を活性化するようなこともあるかも。
第9章「予測の効果」。前もって「あれは良いらしい」などの情報を持ってるかどうかで、評価がどう変わるか。
おもに飲み物の味についての研究。
ペプシコーラとコカコーラの話はいかにも、書いてる通りだとは思うけど
ワインのグラスの形状が、ほとんど味わいそのものには影響を与えない…
というのは間違ってると思う!
たぶん、香りが開いてない冷えすぎのワインでテストしたとかじゃないの??
それは置いといて。事前に「良いらしい」という情報を仕入れまくっといた方が、いろんな事が楽しめるってことか!
でも日本では「ハードルをあげる」っていう言い方も多いけどね。