セントポール大聖堂

すごかった。とりあえず、でっかい。
百何十段かの階段を上って「ささやきの回廊」、
そっから同じくらい登って「石の回廊」、
さらに同じくらい登って「金の回廊」、と3つの階層が有って、
それぞれのフロアから引き返せるルートも準備されています。
石と金では全然見晴らしの良さが違うので、ぜひとも登る事をお奨めします。
無理なひとは1階層めの「ささやきの回廊」だけでも。
ここはボソボソとささやく程度の声で、円形の回廊の反対側(直径50Mくらいありそう)まで声が届く…という不思議な設計の回廊です。
最初、友人と「ぼそぼそ…」実験をしてみたのだけど、聞き取れない。
実験をしてるひとが多すぎて聞き分けられないのかな、と思い
気円斬…(ぼそっ)」とつぶやいてみると、友人が「グっ」と指で合図を送って来た。
そっからしばらく、技の名前をつぶやき合うw
壁沿いにテストしてるひとが多かったけど、べつに壁沿いじゃなくても、不思議なほど遠くまで声が聞こえます。

建築をやってる弟に写真を見せると、
「柱が二本ずつになってる…」
と珍しそうにしてた。
現在のセントポールは ロンドン大火の後にクリストファー・レンが再建したもので、ずっと昔から本で名前だけは知っていた建物。
今回の旅行では、あちこちでレンの名前を見かけたし、ほんとに偉大で、しかも多作なひとだったんだなあ、と実感した。