ほしのこえ

ほしのこえ(サービスプライス版) [DVD]

ほしのこえ(サービスプライス版) [DVD]

あれぇ、この商品紹介だと内容が25分になってる。
レンタルしたてきたのは、特典込みで50分くらいあったんだけどな。
先日観た「秒速5センチメートル」に比べると、絵がずいぶんと荒削りというか
先にあっちをみたので、ちょっと顔の形に違和感がありました。
でも光の描き方は、すでに秒速と同じようなアニメらしからぬリアルな柔らかさを持っています。
なんていうんだろ。空気感とかホコリなどの粒子も含んだような光を描かれてますよね。
お話はこちらもシンプルなんだけど、SFの設定を活かしたロマンチックな内容になってる。
彼女が星でどのような生活をしてるのかは、あまり触れられていなくて
登場人物ふたりの、人間同士のメールでのコミュニケーション(時間的物理的な距離)と
異星人との接触/戦闘というコミュニケーション(異文化・不理解という距離)だけにスポットを当てている感じ。
ほしのこえ (アフタヌーンKC)

ほしのこえ (アフタヌーンKC)

背景に見え隠れするエピソードを補完するには、このマンガ版が分かりやすい。
こちらを先にみたので、内容を膨らましながら映像をみれました。
どっちを先にみてもいい、めずらしいパターンだと思う。


ところでDVDに映像特典として収録されていた「彼女と彼女の猫」。
新海誠さんが声をあてている。
やはり声は素人で、声優に比べるとブレがあるのが、ちょっと生々しいw
それがなんだかくすぐったい感じがして、妙に人間っぽい。猫視点のお話なのに。
けど好きなお話です。
(新海さんがセリフを言うときの癖が、ちょっと自分と似てる気がする。それで余計に気になるのかも。)