なぞがたりなばり

綾辻行人 江戸川乱歩にあこがれて
いま終了しました。サプライズ有栖川有栖がきてたw。なんとポスターが暗号になっていて、それを解くと「ありすくるかも」になっていたというw凝ってるなー。

これがそのポスター。
印象に残ってる話は、
かまいたちの夜がヒットして、自分にもいくつか依頼が着た
→ 同じようなのは作りたくなかったので、RPGをやろう、と作ったのがYAKATA
→ かなり大変で、ゲームに対する情熱を使い果たしてしまった。以来、ゲームはほとんどしなくなった
サウンドノベルのような、マルチエンディングのものは書こうと思わない。一つの結末にたどり着くのが好きなので、選択肢によって結末が変わるようなものは好きではない
・じつは「殺人鬼3」も書こうという気があった。
→ 「殺人鬼2」で、殺人鬼はこてんぱんにやられちゃうのだけど、続きのネタを考えていた(かなり衝撃的なネタだったので、ここでは書きませんw)
ちなみに肝心の乱歩関係の話題は、居眠りで聞き逃しました。。。

ところで会場の入り口に、「ユニバーサルデザイン認可」みたいなことが書いてあって、「スロープが ちゃんとしてるのかな」程度に思ってたのですが、イベントが始まってみると 手話通訳が居たり、要約筆記のスタッフが複数人いて、リアルタイムに手書きでまとめていたり...といったかんじで、障害者に配慮したイベントでした。しかし、難聴の人が講演会にこようと思うものなのかな?ポスターには何も書かれていなかったが、障害のある人には別の情報がいくものなんだろうか。
 しかし、その要約筆記のひとたちに非常に問題が有り、もし その要約だけ読むことがあれば、全く発言の意図と異なって受け取ってしまうようなものでした。たとえば

・正「東野圭吾容疑者Xの献身は本格か?」
→誤「東野圭吾の作品は本格か?」
・正「三角館から、十角館を書こうと思った」
→誤「三角関係、十角館を書こうと思った」
(yoshiの小説しか読んだ事無い中学生に、推理小説をすすめるには?の質問に対して)
・正「そう言う人に無理にミステリをすすめる事は無いと思います。そんなに世の中ミステリが好きな人ばかりではない」
→誤「中学生にミステリをすすめる必要は無い」
すべてがこんなかんじで。。。へんな要約が気になって仕方が無くて、最後までちらちら見続けて仕舞いました。要約筆記のスタッフを責める気はないですが、プロならせめて綾辻と乱歩の著作くらいは書けるように準備して来て欲しかったです。個人的には、手話の人たちがいるのなら要約筆記は要らないと思います。予備知識が無い人にあんなことを書かせても、意味が無いでしょう。障害者に配慮していますよ、というポーズでしかないと思います。